腰砕けの地下鉄体験記は措くとして、
ミッドタウン（私の泊まってる辺り）の見所といえば、
エンパイアステート・ビル、タイムズスクエア、
ロックフェラー・センター、国連本部、セント・パトリック教会、
トランプタワー、クライスラー・ビル、メットライフ・ビル（旧パンナム・ビル）
グランド・セントラル・ターミナル（ステーション）etc…
ニューヨークの売り物、摩天楼が目白押しだが、
上記のビルで展望台があるのはエンパイアステート・ビルと
ロックフェラー・センターのG.E.ビル。
W.T.C（ワールドトレードセンター）亡き後の展望台と云えば、
このどちらかになってしまうけれど
ひとりぽっちの旅行者のワタシとすれば、
高級レストラン、レインボールームからロマンチックな夜景を楽しむ
（ロックフェラー・センター）とかは寂しくなるだけだからヤメ。
ココはひたすら御のぼりさん、中、高校生？の
社会見学と一緒に夕日なんぞ、眺めて
「さらば、涙」と言おう…
（ひゃあ〜久しぶり、ムラタ…古〜いネタ！アンタの出番）！！

（写真の右上）海の手前、
ビル郡がボソッと抜けた辺りがグランド・ゼロ

明日は帰国。
天気が良くても悪くても
今日はエンパイヤステートビルの展望台に行くのだ。
と決め、朝ごはんの後ホテルを出る。
ニューヨークに行く前から悩んでいたが、
多発テロの犠牲となったイマはグランド・ゼロ
（旧ワールド・トレード・センタービル跡地）に
其の前に行くことにしてホテルの前の通りを歩き、
50丁目の駅から地下鉄に乗ったら
コロンバス・サークルの方に行ってしまった。
逆方向なのだ。
仕方なく向かいのホームに出ようとして…突然怖くなってしまった。
階段を下りて通路を向こうに歩くだけ（たぶん）なのに…
（誤解のないように）ホントにパリの地下鉄程度に（平日の日中は）
安全になった印象はある…けど、
目の前を怪しくないと思える人物が2，3人
歩いていてくれないと急に不安になってしまうのだ。
やっぱ、映画かテレビドラマの刷り込みかしら。
ニューヨークの地下鉄＝犯罪、
ドアが開くと脳天を撃ち抜かれた人間が
ガバッと被さってくる…ソレって誰から聞いた話かしらん？
…でも、何故だか真実に思えてくる…ような。
で、結局そのまま階段を地上に上がって、
ワタシの地下鉄体験記は終了〜ッ！

東京、アトレ品川にあるオイスター・バーは支店、
ココが本店なのです。
入り口向かって左はテーブル席、ランチは予約なしでOK。
夜は要予約。
右のカウンターは席への案内も必要なし、
好きな席に座ればオーダーを訊きに来てくれる。
支払いは各席で、テーブル・チェック。

グランドセントラル駅にはアムトラックに乗るために来た、
ワケじゃないないってば。
この駅の地下にあるレストランでランチを食べるんデス。

昨日の予報では雨だったんですが…
サマータイムの影響で雨も降る時間変更したのかも、
とか言ってたら俄かに、降ってきた。
エンパイヤステートビルの展望台に上るつもりだったんだけど、
雨では景色よくないでしょ。
場合によっては雲か霞か、下界がまったく雲隠れなんてコトもありそうだからヤメ。
で、グランドセントラル・ステーションに行く。

えーっと、昨日ホテルの部屋に入れてあったAttentionによると
今日の午前2時から10月29日までニューヨークは夏時間になる。
要するに一時間早くなる、ワケだから　午前2時→午前3時　となるのね。
時計（の時刻を進める）を合わせるのは自分の持ち物だけで
部屋の備品の時計類はホテル側で自動調整出来るらしい、へェ〜。
如何するのか、その瞬間ナイトテーブルの時計（デジタル）は
どうなるのか…興味津々で寝てる場合じゃない、
2時まで起きてるハズが…ふと気付けば朝〜でした、ははは。

ダコダハウスの前の交差点を渡り、公園に続く小道を少し歩くと
ジョン・レノンを偲ぶ記念碑があります（写真参照）。
サークルの中央に「IMAGINE」の文字。

其のまま目の前の道を渡り、少し奥へ歩くと正面玄関。
門の奥に更にゲートがあり、コスプレ？風の門番が2人通せんぼしてマスし、玄関前にはガス灯が…う〜む、ムードたっぷり(^.^)b
『ローズマリーの赤ちゃん』してます、はい。

ワタシは宿（ヒルトン・ニューヨーク）から歩きました。
コロンバスサークルからはセントラルパーク西側を
ず〜っと公園に沿って歩道を行くと、20分程で
8番街72丁目交差点の前にでる。
正面に見える建物がダコダハウス。

地下鉄72丁目駅を降りたところに〜♪ってホームの階段上ってスグ左（写真参照）
ダコダハウス（アパート）はある。

今日のニューヨークはバカ陽気（Aprilfool？）。
「明日の日曜は雨でしょう。」
天気予報のセイで今日中に日光浴をと、繰り出す老若男女で
セントラルパークは芋の子洗う人出。
背中丸出しのリゾート仕様風ワンピのオネエちゃんの後ろで
ダウンジャケットの中はフリースの
完全防寒仕様のワタシは　汁ダク　汗だく。

咽喉はカラカラ…み、みみ水をくれェ〜

ふとみれば、スタバ発見！
「ワン、コールド、キャラメル・マキアート」
注文は完璧、だって日本と同じなんだから…
どうぞ、と出てきたのは、ホット・キャラメル・マキャートのトール！
そういえばサイズ尋ねへんかった…コールドとトール…
嗚呼〜やっぱワタシの英語は
ヨーロッパ訛りが強くてアメリカ人には通じないの(^.^)b…キャハハハ

マジソン街のスタバにS（ショート）サイズは存在しなかった…

　

「風の影響で着陸時に揺れが予想されます…」って
そんなアテーションじゃァダメよ、ダメ！
「冗談じゃなく、激しく揺れます」って、云うべき！
…着陸して暫く眩暈がするほど、揺れた、揺れた揺れた！
伊丹到着がぎりぎりセーフだったので鎮静剤（アルコール）
の補給が出来なかった、勿論ワインは持参したんですが(^.^)b
ワタシの席は先頭ド真ん中、アテンダントの
ジャンプシートと間仕切りのパーテンションを挟んでお向い。　
「ワインお預かりします」って即没収？されてしまったのデス…(−＿−メ)ム、ムム…
もしかして何処か（の飛行機）でお会いしましたッけ？

成田のラウンジはJGCを選んでおむすび（梅干、昆布）をゲット。
コレは今晩、ニューヨークでの夜食になる予定。
パッケージが変わる度、中身が軽量化されより安っぽくなる
おつまみは、量も少ないので所謂たべっきりサイズ…
よけいに貰っておく際、良心の呵責も軽減されてイイ。
サンドイッチをブランチにワインを白1、赤2いただきましたッ。さて、出発です。

成田をほぼ定刻の12時すぎ（JL006便、エプロンで10分程度待たされた）に離陸。
…しあわせにできる4の脚本氏へ、
「…ただ今、水平飛行に入りました」って機内アナウンス？
ワタシはまだ機内で一度も聴いたコトはない。
機長の（コックピットから）アナウンスでソンナのがあるんだろうか？
ときどきCAから
「水平飛行中の航空機はとても安定しております…
揺れはまったく心配ありません。」とか慰めて貰うコトはありますけどネ。
ちょっと可笑しかったもんで…

「…ただ今、シートベルト着用のサインが消えましたが、
急な揺れに備え、お座席に着席の際はシートベルをお願いいたします。
お休みの際には乗務員が確認できますよう
毛布などの上にシートベルトをご着用くださいませ…」
CAからのアナウンスのアト、飲み物サービス
（飛行時間9時間以上の長距離便1回目の）、食事サービスが始まる。

ツーリストクラスの場合（ビジネスでもある）メイン・ディシュが選べないコトが（まま）ある。
ちょい前のNVAのCMみたく「…NO　CHOICE…chicken　only！」とか
欧米系航空会社ならCAに怒られるそうですが、
JALなら丁寧に
「申し訳ございません、洋食のチキンだけでございます。」
と、謝ってくれますッ。（って、謝るだけなのかいッ！）

ゴハンを食べ終えると免税品の販売の始まり。
アトは、機内ビデオを楽しむ、同伴者とイチャツク　ミーティング、読書、寝る…　
ワタシは最近もっぱらコレ、寝る。
とにかく寝る、時差だか何だか、そんなもん関係なく寝る。
着いたら仕事とか、団体ツアーだったら早く時差抜けしたほうが良いんだろうけど。
ワタシはひとりでせいぜい4日程度の旅。
ジェット・ラグなんて気にしません。

JFK空港のホームページ　http://www.panynj.gov/aviation/jfkframe.HTM

さて、今日からニューヨーク。
…前回は宿泊ナシのとんぼ返りだったので…
5年ぶり、3度目の訪問となるけど、ひとり旅の経験はないのでかなり心配。
普段は飛行機のコトが気になるワタシだが、
今回は到着後が更に心配…

『地球の歩き方・ニューヨーク』見て、
うん、ダンダン楽しくなってきたかも…ハハハァ〜

「こんばんは、当機の機長諸星でございます…」
シートベルト着用サインが消えて機内サーヴィスが始まる頃
コックピットからのフライトアナウンスがある。

声のカンジから押して30代かも…アナウンスが苦手なのか、
機長に昇格仕立てなのか…若い声。

ヒカルゲンジを想像するか、
うる星やつら（どちらもレトロやなァ〜）なのかは措くとして、ワタシ的にはソソル名前。
どうせならイッソもう一声、コーパイにはキムタクさん、って
ソンナ名前の日本人は稀でしょう…ははは

思いのほか平安なフライト、成田には定刻に着いた。

成田から伊丹までの飛行機はAAとのコードシェア便。
国際線仕様の機材の為、前方のワタシの座席は
ファーストクラスのシートだった、しかも最新のソロ。
揺れなければ、最高に楽しめた一時間だったけどね…

伊丹到着、今夜はコレから『エミュー』でワイン会。
長い夜は始まったばかり…かも！！

ミラノ滞在4日目、ハヤ帰国となにぬねの…
6時前に目が覚める、理由は明白。
飛行機に乗る日は何だかとても小心者。
…機内では飛行機が揺れる度、何に対してなのか分からぬまま
懺悔をしてしまう。
きっと既に恥多き、我が半生のおよそ思いつく限りの罪障を告白し、許しを乞うたハズ…

朝ご飯の後、荷物のパッキングをしながら窓外をみると
嗚呼、無情にもまた大粒の雨が。
帰国日なれば、お土産の買出しにいかねばならぬ。
目指すお店はスピガ通りにあるイタリア食材店アルマンドラ。
ペック程有名かつ高級ではないが、工業生産食品ではない
メゾン・メードの食品をその場で真空パックして、日本へ持って帰れるようにしてくれる。

ホテルのロビーで雨が止む事を期待しつつ、
暫く空を見ていたが雨足は却って強くなってるような。
諦めて、ダウンの上から合羽を着て買い物に出掛ける。

地下鉄最寄駅のモンテ・ナポレオーネに着いたのは10時半。
店は8時〜の営業。
コノ店に限らず食材関係の店は結構早くから営業している。
一昔前の大阪の市場みたく、朝一番に昼食や夕餉の材料を仕込みにやってくる
食い倒れ主婦が多いのだろうか。

果たして店内には常連と思しき客が数人。さして広くもない店内
先客が買い物を済ますのを見計らって、いざ買い物開始。

見るからにデリカテッセンのオヤジっと言った風情の
小太り…大太り男3人。ウチで一番若そうなオヤジが話しかけてきた、
なんと片言だが日本語。すごい、さすが金満日本。
商売とは云え、こんなローカル（カロリーは高そうだが）
オヤジに日本語をしゃべらせちゃうんだッ。
フト見ると「お買い物はJCBで」のステッカー。
とにかく、イカ墨のタリアテッレ、スパゲッティーニ、
ラビオリ、ポルチーニ、ブラック・グリーンオリーブ、生ハム…真空パックして貰いました。
明日の我が家の夕餉の食材なり。

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北駅からマルペンサ・エクスプレスに乗ったらアッと
（約40分、途中3駅停まって市場にゴハンの買い出しに
行きそうなオバちゃん達が乗ってきて、降りた…
一体この列車は空港に行くのか、とても不安になった…）
云う程早くないが、空港に着いた。
チェックイン・カウンターを覗きに行ったら、
手前で空港ポリスの検問があった。
『東京行きは18時30分』のカードを掲示され、
シーユーアゲイン、セニョリータと言われた。
どう見ても20代のニイちゃん。
さすがに(−＿−メ)っとしたが、
JGBカード（しかもプレミヤやどォ〜！）出して
「この紋所が目に入らぬか！」って、言わなかった…
まあ、今回は大目にみたるワ…ヒャハハハッ

今日も取り敢えず晴れ。着いた日はきっとミラノとは相性が悪いなどと思っていたが…イマやすっきり、好印象。

今日は各駅停車の旅、ミラノから約40分でベルガモの町に到着。

メールみたウチのダンナさま、ベルガモとフェラガモを見間違えドッキリしたらしい…けど

旧市街を丘の上に頂く都市は、ロンバルディア地方では珍しいらしい。
下町の新市街チッタ・バッサと旧市街チッタ・アルタは山麓からのケーブル・カーで結ばれている…とガイドブックにはそれ以外の交通機関がないような誤解を与える書き方をしているが、
ご心配なく。
当たり前だが、山頂まで立派な道路が通っている。
駅前の広場から、旧市街の丘の上までのバスが出ているので
往路はこのバスに乗って山頂まで上り、復路は山頂駅からのケーブルカーに乗車して下山することをお勧めします。
往復ケーブルカーに乗るより、バスで上に行くほうがよい景色を堪能できる。
復路は山麓駅で降りたら（時間に余裕があれば是非）其処から下町まで歩くべし。
緩やかな坂に沿って豪邸やおしゃれな別荘、美しく整えられた庭園を見ながらの散策が楽しめます。
旧市街の狭い石畳の街路やテーマパークさながらのメルヘンチックな町並みは古いヨーロッパを手軽に満喫させてくれますが
新市街の開放的なモダンさも捨てがたい魅力があり。
ミラノから電車代3.6ユーロの郊外。とってもお得なプチトリップです！！

…お天気情報がずっと雨の予報だったから覚悟はしてたけど…翌日は果たして大雨。予約がとれない『最後の晩餐』を、では並んで待つか、と高を括って出掛けると…完全予約制の為、ノーエントリー。（日本では高島屋でお馴染みの高級食材店）ペックのランチは高くて（42ユーロ）不味い、帰りの地下鉄はストで動かない…
昨日までの悲惨なワタシに♪今日でお別れネ〜の予感…
前日までの大雨が今日は一転、ハレェ〜〜！
汗ばむ陽気の中、懲りずにランチに出掛ける。
地下鉄ポルタ・ロマーナ駅の出口を出たところで偶然出会ったお巡りさん、
「その道真っ直ぐ行くと人が一杯いるからスグ分かる」って
其のとおり、徒歩約3分で
行列の出来る店『ジュリオ・パーネ・エ・オイオ』発見！

ミラノっ子（なかなかイイ男達でした）とワイワイ、ご飯を食べる機会に巡り合った、嬉しい〜　いやぁ〜なかなか、ミラノ好いトコ一度はオイデ♪チョイナ、チョイナってかぁ〜