薔薇密室

2004年12月16日 読書
ISBN:4062125641 単行本 皆川 博子 講談社 2004/09/25 ¥2,520 
ドイツ・ポーランド国境に、人知れず建つ古びた僧院。
そこは、咲き乱れる薔薇に閉ざされた狂気の世界だった。
やがて外界は第二次世界大戦の波に呑まれ、僧院は接収されるが―
物語が歴史を凌駕する。― と以上腰巻より

やっと、新しいホンに取り掛かれそうです。

前回のホンにはほんと(シャレじゃない)啼かされました!
上梓するのにカレコレ一年あまり…おもわず
うっそ〜ォ、信じらんな〜い(ひとり突っ込みをば)。

つまり。
(校正者なしで)ひとりで『ホン読む』のは大変なコトだと
シミジミ実感している次第。
で、ココから少し(かな、まチョッと覚悟はしておけ♪)愚痴。

  ― 歴史時代小説といえば聞こえはイイが、
宮仕えを一門出世してリタイヤした元文学青年が
趣味で調べ溜めた歴史資料を小説にしたと云う代物。
次はない!という意気込みで、まァ手ェ抜かずに書く、書く。
登場人物の名は全てフルネーム(たとえば、保科肥後守正之)。
コレ1ページに20人やられたらドウよ、切れます…絶対。

帝は自身のことを『躬』(み、キュウ)と云うらしい、
『朕』じゃないのヨ(ってソレがどうした!)。
その他、歌会の和歌は全て引用、公文書、日記、覚書、消息文の類は
漢文でちんぷんかんぷん(シャレではない)。

このホンほど相談相手(相方)の必要性を感じたコトはない。
モニターは大事です。大事にしてネ(ねの顔文字が…)―

という訳で、新しいホン読むのは来年からにする予定。

とにかくホッとしてルンルン気分(古〜)
スタジオに出かけるのが気が重い日があったのは
きっとあのホンのセイだとイマ気づいた。

新しいホンなんですが。
主人公の名前が、な、な、なんと!『コンラート』
ソレがどうしたって、あらま、冷たい反応。
ほれ、あのマ王!の我愛しの君、コンラッドさま
(コンラートはドイツ語読み)と同じ名ではありませんのッ。
ワタシ(うるうる)コノ偶然に気づいた時、
嗚呼、やっぱり我々(コンラッドとわたし)の出会いは
運命だった、間違いない!って思いましたのッ(うるうる)。

ああ、また其のパターンって思ってるでしょ。
はい、其のパターンです。
ウチのダンナはコレが始まるとワンワンと
散歩に出かけてしまいます、(・・?

もう、このホンなら一年が二年でも(うるうる)
ズ〜ット付き合いますわんッ。

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