今日はダンナの休日。
「今週末は久しぶりに好天に恵まれ、
日中は汗ばむ陽気となるでしょう…」
うれしい天気予報に誘われて、
ただいま話題の「大沢本」を展示、公開中の
『源氏物語ミュージアム』にお出かけ。
場所柄どうしても、メインとなるのは『宇治十帖』なれど、
ワタシが見たかったのは『花宴』での朧月夜とのくだりで
…20歳の源氏が、恋心を寄せる朧月夜に…歌を詠みかけると、
返歌が…それ以上描写がなく、巻が終わる。
声を確認できた喜びと、政敵の娘のためにどうすることもできない
心情が表現されていると解釈されてきた。
だが、大沢本では「かろかろしとてやみにけるとや」と続きがあった…
「かろかろしとてやみにけるとや」の部分は墨で(線が引いてある)消してある。
ひゃあ~すごい、ほんとに自分の目で確認でけた!
感動しました~、ふふふ。
源氏の思い人(恋人?のひとり)となるタメ、
あれやこれやの駆け引きを演じるオンナたちの中で
彼女だけは己の本心に忠実に行動する…
天晴れな姫君と思うことはあっても
「軽薄な女性だと判断…」するだろうか、あの源氏が…?
「今週末は久しぶりに好天に恵まれ、
日中は汗ばむ陽気となるでしょう…」
うれしい天気予報に誘われて、
ただいま話題の「大沢本」を展示、公開中の
『源氏物語ミュージアム』にお出かけ。
源氏物語の写本の一つで、昨年約80年ぶりに全54帖の存在が確認された「大沢本」(鎌倉-室町時代)に、標準的な写本「青表紙本」の本文と大きく異なる展開の内容が含まれていることが、大阪大名誉教授の伊井春樹さんの研究で分かった。異なる部分は約2千字分。
藤原定家が編纂した青表紙本の本文と大きく違う部分が見つかったのは、光源氏の死後の物語「宇治十帖」中の「蜻蛉」の巻。
2人の男(薫と匂宮)との三角関係に悩んでいた浮舟が宇治で行方不明になってしまった後のくだり。
青表紙本では、匂宮に命じられた従者の時方が夕方に都を出て、雨が上がったころ宇治に着く。やがて時方が帰った後に、浮舟の母君が葬儀を行うという展開。
だが大沢本では、先に雨の中で母君が宇治に着き、葬儀を計画。小降りになったころに時方が着く…
場所柄どうしても、メインとなるのは『宇治十帖』なれど、
ワタシが見たかったのは『花宴』での朧月夜とのくだりで
…20歳の源氏が、恋心を寄せる朧月夜に…歌を詠みかけると、
返歌が…それ以上描写がなく、巻が終わる。
声を確認できた喜びと、政敵の娘のためにどうすることもできない
心情が表現されていると解釈されてきた。
だが、大沢本では「かろかろしとてやみにけるとや」と続きがあった…
「かろかろしとてやみにけるとや」の部分は墨で(線が引いてある)消してある。
ひゃあ~すごい、ほんとに自分の目で確認でけた!
感動しました~、ふふふ。
源氏の思い人(恋人?のひとり)となるタメ、
あれやこれやの駆け引きを演じるオンナたちの中で
彼女だけは己の本心に忠実に行動する…
天晴れな姫君と思うことはあっても
「軽薄な女性だと判断…」するだろうか、あの源氏が…?
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