くいしんぼのアトムへ、花よりケーキ

2010年10月1日日常

Google検索してみた。

…国際訓練所のホームページに
見覚えのあるログハウスがアップされていた。
ウチのコはココで生まれて、ウチにやってきたんだ…
不覚にも泣いてしまった。

もしもし、あの関西の…ドロシーですが、覚えていらしゃるでしょうか？
フレドリック（ウチのコの本名）の飼い主でございます。
やや間があったが返事が返ってきた、聞き覚えのあるやさしい声で
「…はい、と申し上げたいところでございますが生憎、担当訓練士が
競技会の為に出張中でございまして…」
いきなりもうしわけありません。
あの…そのコが先日、突然死んでしまいまして…
「えッ…！」と言った後
「訓練士に連絡をとりまして、すぐお宅さまにお電話を差し上げるようにいたしましょうか…」
あまりにも気持ちのこもったやさしい声にまた泣いてしまった。
…いえいえ、お忙しいのにそんな面倒なコトしていただくわけに参りません。
あの、今日お電話いたしましたのは…

十数年まえ、ウチには３頭のラブラドールと雑種犬が1匹いた。
それが、アガサのミステリーではないが…そして誰もいなくなった。

最後の1頭に死なれた時の悲しさ、寂しさは、情けなさばかり。

旅ばかりのワタシに仕事ばかりのダンナ。
留守番ばかりさせていたイヌたちは飼い主を見限って、
とっととあの世とやらに遁走してしまったのかもしれない…

ろくでもない飼い主は寂しさのあまり
また新しいコを飼おうと画策してる…許せ。